注文住宅に遮光性を取り入れる

夜勤の家族がいる世帯ならば、寝室に遮光性を備えさせておくと良いでしょう。注文住宅で一戸建てを建築するのなら、遮光性を二つの観点から把握しておきます。ひとつは窓そのものの採光性を調整し、通気性のみに特化させて必要に応じて部屋を暗くしやすいようにする方法です。もうひとつは遮光カーテンの取り付けです。

注文住宅の魅力である、柔軟性のある設計と施工であれば、窓のシャー採光性と遮光性の調整は容易です。ただし通気性は確保できるようにしておく必要があります。寝室は人間が就寝しているときの発汗作用で湿度が高くなる環境です。通気性を確保してあれば、夜間や早朝の換気が可能になります。

遮光カーテンの取り付けで注意したいのが、遮光カーテンそのものの重さです。市販品のカーテンの中には、軽量で遮光性も備えているタイプがありますが、夏の直射日光を浴びたときにはカーテン全体が明るくなってしまう場合が多いです。高性能の遮光カーテンは高価ですが、夏の直射日光を浴びたときでもカーテンがあまり明るくならず、部屋で安心して昼寝などの就寝に利用できます。遮光性能が高くなればなるほど、重くなると理解しておきましょう。

一般的なカーテンレールのまま遮光カーテンを設置してしまうと、カーテンレールが外れてしまったり、レール部分だけでなくレールを設置した壁材が歪んだり損傷してしまう危険性も出てきます。注文住宅のメリットである自由設計を活用すれば、遮光カーテンを取り付ける場所を、最初から強固な壁材にしておき、カーテンレールそのものの耐久度を高めておけます。

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