注文住宅の雨樋と屋根の施工

注文住宅は価格が高いと敬遠されることもありますが、新築時の価格だけでなく適切な維持管理費も含めて予算を考慮するとお得になっていることもあります。注文住宅に欠かせないのが定期メンテナンスです。修繕を含まないメンテナンスは無料で対応してもらえることも多いです。定期メンテナンスのメリットは、適切なリフォーム時期を判断してもらえることです。

適切なリフォーム時期は、損壊してしまう前の事前の作業になることが多いのが特徴です。損壊してしまうと修繕工事になります。修繕工事では、損壊箇所の修理だけでなく、ダメージに伴う二次被害への対応も必要になり、工事費用が高くなることもあります。損壊前の発見ならば、二次被害は発生しません。

注文住宅で見逃せないのが雨樋の維持管理です。雨樋は枯葉が積もってしまうことがあります。枯葉が積もったまま、流れにくくなってしまうと、腐葉土に変化して、排水管そのものの詰まりの原因になります。屋根の定期メンテナンスで雨樋を目視確認してもらうだけでも、雨樋の現状を把握できます。

雨樋が正常に機能していれば、水はねが起きません。雨樋が詰まると、排水管に流れなくなった水が外壁を伝ったり、屋根板を逆流してしまうこともあり、屋根板の重ねあわせ部分の隙間の裏側から侵入してしまうこともあります。雨樋が正常に機能していることは、雨漏り予防の効果もあります。注文住宅の一戸建てで、定期メンテナンスを行ってもらっていれば、雨樋と屋根の異常に気づきやすくなり、低コストで維持管理できます。

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