注文住宅はインテリアを少し変えるだけで住み心地が大きく異なります。特に、ホテルライクなスタイリッシュな室内を演出したいという場合には、間取りを設計する段階からインテリアを意識しておく必要があるでしょう。注文住宅の設計にあたって頭に入れておきたいポイントはいくつかありますが、なかでも大切なのがなるべく室内を余裕のある空間にするという点です。各部屋をある程度広くすることはもちろんですが、それに加えて可能であれば天井高も2.5メートル以上にするのがおすすめです。
実際に訪れてみると分かりますが、多くのホテルでは天井が高めに設計されているので、できればそれを参考に部屋の高さを考えてみるとよいでしょう。スペースに余裕があるのであれば、思い切ってリビングを吹き抜けにしてみるというのも一案です。ホテルライクなインテリアを演出する上で、もう一つ大事になってくるのが色使いです。注文住宅のインテリアを考えていると、あれこれイメージが膨らんでつい多くの色を使いたくなりがちですが、それではホテルの雰囲気を再現することは困難です。
多くのホテルでは、落ち着きのある高級感ある雰囲気を醸し出すために、インテリアの色合いを統一するとともに、使う色もグレーなどのあまり主張の強くないものになっていますので、なるべくそれを真似るようにするとよいでしょう。素材は違っても、壁や床の色を落ち着いた同系色に揃えるだけで、ホテルのような室内を再現することができるのです。より洗練された雰囲気にしたいのであれば、カーテンや家具なども同じ色合いのものに統一するのがおすすめです。
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