注文住宅を購入する場合のスケジュール

注文住宅は、計画に要する期間によっても変わりますが、入居するまでにはおおよそ9か月から1年が目安といわれています。土地探しから始める場合には、中々希望の土地が見つからないなどの理由で注文住宅の家を建てようと考えてから入居するまでに2年近くかかることも珍しいことではありません。建て売り住宅や分譲住宅は、すでに完成している状態で販売されているケースが多いので家を見学して気に入れば直ぐに契約を交わし、1か月から2か月程度で新居での生活をスタートできます。注文住宅で土地を持っていない人は、住宅のイメージや土地を検討することから始めることになり、その内訳としては予算計画の立案・デザインおよび間取りの検討・依頼する施工会社（ハウスメーカーや工務店など）の検討、そして家を建てる土地探しなどです。

土地が直ぐに決まれば1～2か月程度で土地購入および間取り決めに入ることができますが、家を建てる場所は駅から近い、近所に公園があり住環境が良い、病院や買い物に便利なお店が近所にあるなど希望の物件を探すのは意外と手間や時間を要します。土地が決まり購入した後は、家の設計の流れに入りますが、このときは間取りを決める・デザインや設備を決める・ハウスメーカーや工務店との契約、そして住宅ローンの申し込みなどが必要です。建築工事の段階では、地盤調査や地鎮祭などを経て建築が始まります。家が完成した段階でハウスクリーニングが行われて竣工検査および引き渡しといった流れになります。