注文住宅を希望通りの設計で建築しても、実際に生活を送ってみるとプライバシーの問題が出てしまう可能性は十分にあります。近隣の住宅からの視線や歩道を歩く方々からの視線などが気になってしまうようであれば、問題になるので注文住宅を建てる前から確認をしておくことが後から後悔しないためには大切です。窓ガラスに対してはハーフミラータイプのシートが販売されているので、窓ガラスの内側から貼り付ければプライバシーの問題は一気に解消できます。注文住宅の設計上で考えた場合、例えば1階部分の屋根のせり出しを広くする設計、エクステリアに目隠しフェンスを効果的なレイアウトで設置する方法などは効果があります。
新しい住宅の場合は古い住宅とは異なり、高さのある外塀を設置することが少ない傾向にあります。そのため、住宅内だけではなくエクステリアに対してもプライバシーを強化させたい場合、お子さんが遊ぶスペースは道路側から見えないように敢えて複雑な動線を作り出してフェンスや壁で間仕切りを作ることも可能です。注文住宅でプライバシーを守りながらも隠すという設計ではなく開放的にする方法もあり、屋上ベランダが該当しています。一般的な住宅街の場合は、屋上ベランダは最も高い位置にあることから、人工芝などを敷き詰める方法で開放的な空間で家族揃って遊べるスペースにできます。
屋上の場合でも、ラティスなどのようなフェンスを囲むように設置をすることも推奨でき、完全なプライベート空間にできるだけではなくペットの落下事故も防げます。
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